小さなお客様。東白川小学校から設計事務所の仕事に興味を持った5人が見学に来てくれました。私たちが参加させてもらっている「フォレスタイル」という、東白川村の村おこしの取り組みについて学習しているとのこと。私たちの仕事についてや、フォレスタイルとの関わりなどについてインタビューを受けました。子供たちは元気がよく、積極的に質問をしてくれました。
フォレスタイルについてはウェブサイトを見ればだいたい仕組みはわかります。サイトではわからない私が感じる魅力、それは村おこしであるが故のブレない目的があること。ビジネスであれば、産業が発展し潤うことが目的となりますが、村おこしにとってそれは一つの方法。本当の目的は「人口の回復」。このためのロジックが綿密に組まれていて、まさに村おこしであるというところに魅力を感じます。
子供たちが学ぶにはとても有意義でいい題材だと思いました。私たちの仕事も足しになってくれればありがたいです。
ところで、子供たちを相手に仕事の話をしてみて、今まで自分がいかに相手に理解されにくいしゃべりをしていたか、ということに気づかされました。できるだけ単純な言葉で伝えるよう努めたのですが、別に小学生相手に限らず、そのほうがよく伝わるのかなと。あることを伝えるのに、小難しい言葉の限りを尽くすのではなく、単純で的確な一言のほうが記憶に残りますよね。たぶん。これは普段回りくどい癖のある私にとって課題ですね。普段の私のしゃべりを思い出すと、大半が蛇足で悲しくなります。今日のように意識的になることを忘れないようにしよう。今日は「気付き」をもらい、非常にいい訓練をさせていただきました。
東白川小学校のみなさん、先生、ありがとうございました。