メディアコスモスに行ってきました

岐阜での仕事のついでにメディアコスモスに寄ってみました。

建物に入ると木の香りが漂います。うねった屋根がすごい。天井ではなく屋根と書いたのは、このうねった形は屋根の構造体そのものが見えている状態だとのことなので。細い細い柱に木で編んだ網が掛かっているような構造なのでしょうか。

屋根格子の模型。東農ヒノキが使われているそうです。7層ぐらい重なっていますが、どうやってくっついているんだろう。

竹籠のような両側から座れるソファ。円形に配置されていていいデザインに見えたけど見た目以上に硬く座り心地もいまいちすぎてびっくりした。でも夏は涼しい感じでいいかもしれない。

屋根からぶら下がっている天蓋のようなものは「グローブ」といって大空間の中のシェルターとして空間をつくり、省エネにも一役買っているものなのだとか。やわらかい感じが好きです。書架の高さは子供エリアで約1.2m、その他は約1.5mで統一されており、視線が抜けて見渡せます。

1階の「本の蔵」という書庫。図書館は2階にあり、下に閉架書庫を配置してありあります。閉架書庫が外から見える感じが好きです。ガラスの向こうは静寂の世界という感じで。そもそも図書館は静寂の世界であってほしいですが、巨大な複合施設で大空間の図書室に人も沢山いたらそうはいかないものですね。