高齢者のための住まいとして「老人ホームに入所」ではなく「住みたい家に入居」。ホテルライクなホスピタリティと快適な空間に住まうということを目指し設計した。
計画
60メートルほどの長大な間口となるため中央部にボリュームを持たせ分節することでファサードを整えた。上下階の移動は階段・エレベーターのほかに歩行訓練用のスロープを設け日常の動線の中の散歩道となるよう計画されている。共用の食堂スペースの中央に薪ストーブが置かれ、火を囲みながら食事ができる。各住戸ごとに特徴を持たせた廊下にはヒノキをふんだんに使い、無機質になりがちなスペースが温かみのある柔らかい空間となった。DATA
計画
60メートルほどの長大な間口となるため中央部にボリュームを持たせ分節することでファサードを整えた。上下階の移動は階段・エレベーターのほかに歩行訓練用のスロープを設け日常の動線の中の散歩道となるよう計画されている。共用の食堂スペースの中央に薪ストーブが置かれ、火を囲みながら食事ができる。各住戸ごとに特徴を持たせた廊下にはヒノキをふんだんに使い、無機質になりがちなスペースが温かみのある柔らかい空間となった。