「森の通信簿」採点してきました

私たちの住んでいる中津川市付知町は周囲を山に囲まれた町で、山はとても身近に感じるものですが、なかなか手入れが行き届いていないというのが現状のようです。

「森の通信簿」とは、岐阜県、県民協働による事業で岐阜大学の指導のもと、簡単な手法で森や川の健全度を採点するというもので、今回付知では将来を担う子供たちに少しでも山に興味を持ってもらうため、夏休みの小学生主体で企画されました。

我が家も子供たちを引き連れて参加してきました。内容は小学生には少し難しく、子供たちよりも大人が興味を持って楽しめる内容でした。しかし採点方法の中には蜘蛛の巣はいくつあるか、下草は何種類か、など、子供が活躍できる採点科目もあり、普段眺めているだけの山も入って調査してみるといろいろな発見があり山に対する印象も変わったようです。夏休みのいい思い出になりました。

採点の結果、調査した付知の山は7.3点。普通よりちょっといい点だそうです。付知には手入れされず悪い点数となることが予想される山が多数あるそうです。この調査、採点をもっと小さな子供や親子でも楽しめる方法を充実していくことで、山への関心を高め、保全につなっがっていくのではないかと感じました。